庭遊び、楽しんでますか!?

久しぶりの雨予報!お盆前半ぐらいまでは雨が続きそうです。

普段は雨でテンション下がる方ですが、ここまで晴れが続いたので雨はちょっとうれしいです。

 

はい!ということで本日のブログは

エクステリアと地域性

という話

 

 

今年もおかげさまでお庭遊びのご相談を多くいただいており、中には遠方のお客様もいらっしゃいます。

庭遊びフリークの店長としてはすべての問い合わせに責任を持ってお答えしていきたいと思っています!

が、エクステリアは気候風土によってご提案内容が大きく変化するという性質があるので、

富山県では『コレ!!』というご提案が、別の地域では必ずしも適切ではないということが往々にして起こります。

その逆もあって、富山県ではNGな提案も、他県ではOKな場合もあります。

 

 

そういう背景があるため、

具体的なお庭のご相談の対応については、弊社施工エリア内に限定させていただいているというのが現状です。

 

 

一番わかりやすいのは『雪』。

富山県は雪国なので、エクステリアで設置するアイテムは基本積雪対応したものになります。

例えばカーポートなんかだと『折板(せっぱん)カーポート』がほとんど標準のように設置されていますし

テラス屋根なんかも積雪対応品(積雪1m以上)の中から選ぶことになります。

そうなると選択肢がとてもせまくなるので、どこを見ても同じようなものがついている。

そんな状況になっているのが北陸です。

 

 

次に考えられるのが『風』

国土交通省が定めた基準風速(Vo)というものがあります。

市区町村ごとに想定される風速を示したもので、

30m/s~46m/sとかなり幅があります。

参考までにLIXILさんのページに一覧があったのでリンクを載せておきます!

※リンクをクリックするとPDFのダウンロードが始まります!

 

富山県は30m/sのエリアですが、これが36m/sを超えるエリアになると

フェンスだと柱本数や強度設計が変わってきます。

そうなるとご提案できる内容も変わる、ということになってきます。

 

 

あとは細かな部分ですが、コンクリートに代表されるいわゆる『生もの』については

現場近くにプラントがあることが条件です。

コンクリートぐらいなら全国どこでもありますが、稀にプラントごとに特徴ある製品を作っているエリアもあり、

そういう製品については対応エリアが限定されることになります。

 

 

他にも植生や、土質、地域ごとに産出される石や砂利などの建材、さらには団地ごとに設定されている制限などもあるので、

エクステリアのご提案については、そのエリアの地域性をしっかりと把握できる地元のお店にご相談されるのが一番です!