12月に入って天候が不安定・・・

現場もなかなか思うように進みませ~ん。

 

 

先日とあるYoutubeで見かけました。

『フェンスデザイン。タテかヨコか?迷うならタテデザインがおすすめ』

以前業界に携わっていたことがあるという方の動画なので、情報の信頼性も高いように思います。

 

 

が・・・

 

 

自分はタテデザインを選んで後悔している人間です(笑)!

 

 

だからヨコデザインがいいですよ。

といって二者択一するような単純な話でもありませんが、そのYoutube動画の中で決定的に抜けている要素があったので気になり、今回のお題とさせていただいた次第です。

 

 

そのYoutuberさん曰く、タテデザインのメリットとして

『斜めから見た時の視線カット』

こういうことですね。

おぉ~。中がほとんど見えない。

 

 

が、車に乗って移動しながら見ると状況は一変します。

動画でもあればお伝えしやすいのですが、今度車で移動中にタテ格子があったら見てみてください。

 

 

タテ格子の隙間からチラチラ見える奥の景色が連続して、

まるでパラパラマンガでも見ているように奥の景色が透けて見える。

こんな現象が起こります。

 

 

なのでタテ格子を目隠しとして使うときは、

『人通りが少ない道路に面していない側』

であれば問題ないかと思います。

 

 

通常人通りのある、車が通る道路と敷地との間に目隠し目的でフェンスをするとなると

私は横デザインの格子をオススメしている派です。

あとは格子の間隔、隙間をどうするか。

板幅をどうするか。

というところで視線カット率と、景観へのインパクトをコントロールしていきます。

細めの格子を使ったパターンや、

 

板塀を密に使うパターン(これが一番多い)

 

板塀を粗く使うパターン。

最近はこうした『間』を見せるデザインが増えている印象。。

こうなると目隠しというよりは境界フェンス的な意味合いが大きい。

 

 

ということでフェンスデザインを選ぶときは、

目的、

使われる場所、

周りの環境

こういったところも配慮しながら選ぶのがベター。

 

 

といっても『好き嫌い』以外の要素を含めてベストなフェンスを選びきるのはなかなか難しいと思うので、

プロに相談するのが一番間違いないかと思います