庭遊び、楽しんでますか!?
先週、千葉の幕張メッセで開催された日本最大級のエクステリア展示会
『EXG2019』
へ行ってきました。
毎回会場で目にとまるWELCOMECAT。
今年も会えましたねぇ。
会場全体図。
とにかく広い。
そんなことを言いながらも、会場を見て回る目は真剣そのもの。
掘り出し物はないかなぁ~。
すごいの出てないかなぁ~。
世の中トレンドはどうなってるんかなぁ。
なんというか、市場へ魚を仕入れに行く料理人の気持ちってこんなんだろうなぁ、なんて想像しながら見て回りました。
ここのハードウッド、いつもお世話になってます。
いつかはこんなのにもトライしたい・・・
今回よく見かけたのがブロック塀の発泡系新工法。
このブース以外にも何社もそれぞれ特徴ある工法を紹介されてましたね。
高さ制限の緩和やお手軽感、施工性の良さなどメリット盛りだくさん。
ただ、残念なのが仕上がりの質感。
表面を塗り壁調にしたり、石積風にしたり、いろいろ仕上げを選べるんですが、
目地がガサツだったり、テカリがあったり、どうしてもニセモノ感が否めないというか・・・。
そんな中、安定してリアルな質感を発揮しているのがコンクリート系素材。
コンクリートの表面に塗装がしてあり、本物そっくりの質感があります。
いわゆる『擬木(ぎぼく)』という素材ですが、クオリティはかなり高い。
ブロックで壁を起こして表面に張っていくだけで石積風の壁ができたり、いろいろ夢が膨らみます。
今年ぜひ使ってみたいのも見つかったし、いろいろ楽しみになってきましたよ~!
そんな中、今回も一番大きな面積で出店していたのが、
トップ人事で何かともめている業界の雄『LIXIL』
相変わらずでっかいなぁ・・・と思ってたら何か変なものを見つけました。
LIXILが前面に押し出す樹脂デッキ材のフラッグシップモデル
デッキ材、なんかところどころツヤツヤしてるけど大丈夫?
聞いたら、素材表面を削りだす機械がしっかりあたってないものだったそうです。
(そんなの展示して大丈夫なのかLIXIL!?)
そんなつっこみを入れながら場内を回って感じたこと。
なんというか、エクステリア業界まっぷたつですね。
LIXILやYKKAP、タカショーなどに代表される金属系エクステリア
そしてTOYOやユニソンなどのコンクリート系エクステリア
どちらもそれぞれの素材から、擬木や擬石へアプローチしているのが面白い。
個人的にはコンクリート系素材の方が、より素朴感があっていいと感じる。
それぞれのシチュエーションに合わせて、ベストな選択をするにはいろいろと知ってたほうがいいですよね。
今年もまた引き出しが増えた旅になりました!