庭遊び、楽しんでますか~!!

 

店長つい先日までウリンの生まれ故郷インドネシアへ視察に行ってきました!

そこで見たもの、聞いたもの、触ったもの、そしてなによりもウリンを守るために日々奮闘してくれている現地の方との出会いや交流を、数回に分けてお伝えしていきたいと思います!

 

 

話はさかのぼる事1年前。

日頃お世話になっているウリン輸入会社さまがインドネシアでウリンの植林事業をされていると聞き早速協賛!

機会があればぜひ現地でウリンを見てみたいとお願いしたところ、今年の植林事業に同行させていただくことができました。

 

 

関空からシンガポール経由でジャカルタ、そしてカリマンタン島東部にあるサマリンダへ。

ほとんどの方がイスラム教という国で、町のいたるところにムスリム(礼拝堂)があり、一日数回スピーカーでお祈りが大音量で町中に流れてきます。

そうなると仕事や用事は置いといて、まずはムスリムでお祈り。

そんな文化の違いに衝撃を受けつつ、目的地サマリンダにあるムラワルマン大学へ。

そこでウリンを研究されている教授とその研究室チームと合流し、まずはオープニングセレモニーから。

 

 

周りはインドネシアの現地語(バハサ)ばかり。もちろんわかるはずもなく。

輸入元の会社のみなさん、そして日本の大学から同行している研究生はみなさん現地の方と英語でコミュニケーション。そして店長はここでも語学力のなさをいかんなく発揮!

日本の研究生の方に日本語通訳までしていただくという足のひっぱりっぷり・・・。

ウリン植樹協定式の様子。

 

 

そしてセレモニー後半になんの前触れもなく突然スピーチを求められるという緊急事態発生!!

気が付けば前面スクリーンにはグランプガーデンのインスタトップページが映し出されているという用意周到さ!!

一体いつの間に!!

とりあえず当たり障りない挨拶のあと、

自分が何者であるかの自己紹介と、今回の視察の目的である

『お客様にもっとウリンの魅力を伝えたくて来たんだ!』

という熱い想いを、コテコテの富山弁で押し通してきました!

もちろん富山弁は一旦英語に翻訳され、そこからさらに一部英語が話せない現地の方の為現地語バハサへ翻訳。

その後いただいた質問もやはりバハサ⇒英語⇒日本語⇒英語⇒バハサという・・・

 

 

ちなみに現地の方からの質問の内容は、

年間何立米使うんだ?とか

ウリンは日本でいくらぐらいなんだ?など

割とハングリー精神あふれるものが多かったですが、これが現実。

 

 

成木までに数百年かかるウリンを後世に伝える為の植樹活動という一面と、

現地の方にとっては日々の稼ぎのためという一面・・・。

理想だけでもダメ。儲けの話だけでもダメ。

ウリンを扱う側、使う側、そして現地の自然環境。

3方よしが実現する、バランスのとれたアプローチが必要だと感じました。

 

 

カッチカチのセレモニーの後は、ホテルへチェックイン。

きっとホテルにジムがあるだろうと見込んで用意してきたランニングセットを取り出すも

ホテルにジムはなく・・・。

 

 

気合で夜のサマリンダ市内を、信号の渡り方すらままならない日本人が車に轢かれかけながら走る事30分!

まさか赤道直下の知らない町の中をランニングする日が来ようとは・・・。

なかなか刺激的な経験でした!

 

 

移動でなまった体もほぐれたところで、いよいよ明日からウリンの植林が始まります!

しっかり休んで備えよう・・・・

と思ってベッドに入ったものの、朝4:00過ぎから町の中を大音量で鳴り響くお祈りの放送・・・。

これから毎朝これが目覚まし代わりになりそうです・・・